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Posted by のらんば長崎運営事務局 at

2016年11月29日

小値賀のイノシシの解体のお手伝いをしました!

昨日は、小値賀で初めて、猪の有害捕獲のための
「くくりわな」の設置をしました。

役場の方にも協力してもらい、
この2週間位、毎日米ぬかを置いて
餌付けをしていた場所に、くくりわなを
仕掛けました。


ここからまた毎日見回りです。
野生動物との知恵比べ。
あせらず、着実に捕獲できるように
頑張ります。


くくりわなと箱わなを設置した後に
地元の猟師さんが、おととい捕獲した猪を
解体するということで、勉強のために
私も一緒に解体作業をやらせてもらえることになりました。


90キロ級の大型イノシシで、止め刺しの後
内臓を取り出して、氷漬けにしておいたとのこと。

そこからイノシシを取り出して、足をくくってチェーンで引き上げる。



すごい迫力!でかい!

猟師さんも、こんなに大きい猪は初めてだと驚いたそうです。


いよいよ、皮はぎです。



釣るしてある足くびにナイフで切り目を入れて、
そこからはいでいきます。

私が静岡で解体していたときは、鹿がメインでしたが、
イノシシをさばくときも行程はほぼ同じ。


ただ、鹿は脂が少ない分、下にひっぱれば洋服のように
するりとむけやすいのですが、イノシシは皮と肉の間に
肉がけっこうついているので、その美味しい脂を皮ではなく
肉に残したまま皮をはぐのが時間がかかるんです。



こんな感じ。
少しずつ丁寧にはいでいきます。

脂をのこしながら上手に皮をはぐのはなかなか難しくて
時間がかかります。

特におしりのところは脂がたくさんついているのが
目で見てもわかるほど。なんとか脂を残さないと。



解体しはじめて1時間ほどでようやくここまで。



皮をはいだら、今度は骨抜き。精肉。


猟師さんによって解体の仕方はいろいろあるということですが、
今回はおしり~背中からナイフを入れて解体していました。

背中にもすごい分厚い脂が!!




ちなみにこれが、
★今回の解体の一押し写真★

解体しているおじさまの姿が、かっこいいです!




背中からあばらまでの肉をそぎおとすと
こんな骨だけの姿に。あんなに大きかったイノシシが小さく見える。
それだけ一頭から取れる肉の量が多いということ。豚も同じ。




最後に太ももまで解体。
2.5人で解体して、約1時間半!!
終わった~


食べられるところの肉を、すべてとったらこんなお肉の山。
すごい量!?一家で一年分以上のお肉になりそう。



猟師さんは自宅にお肉の保管用の冷凍庫があるとのこと。
いいな~。


私も解体をお手伝いさせてもらったので、
猟師さんが、猪肉をおすそわけしてくれました。
こんなにたくさん?!




とりあえず寝かせると旨みが出るそうなので、
毎日ドリップを取り除いて美味しいイノシシ肉に
しあげていきたいなと思います。


☆夜に、塩コショウで軽く焼いたらめちゃくちゃ美味しかったです!
今度はイノシシの角煮を作ろうかな。
  


Posted by みのりん at 19:00Comments(0)島暮らしのいろいろ