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Posted by のらんば長崎運営事務局 at

2020年04月05日

友達の来島3日目は大島へ!

友達が来て3日目は、小値賀島から町営船で10分のところにある
大島へ行きました。
あいにくの曇り空でしたが、今日の目的は、知り合いの民家さんのお宅に
遊びに行くことだったので、船が出れば問題なし!!

2軒の民家さんのお宅に顔をだして、いろんな話をしました。
2軒目の民家さんの崎元さんのお宅では、お母さんの手作りのおやつが
出てきてびっくり!!嬉しい~

「大島だんご」は大島の地域で作られるおやつ。
小麦粉や砂糖、塩で混ぜてねって作った生地を薄くのばして
茹でるのですが、生地が上がってきてからすぐ上げるのではなく、
また沈んでから少ししてあげるのがポイントとのこと。
そこに、手作りのあんこを中と外にまぶすのが大島だんご。



もっちりとした食感がとても美味しい大島団子。
3年ぶりに食べられて嬉しかったです。

また、小値賀本島でも作られている、しばつけ団子も
お土産にいただきました♪


のんびり1時間位、崎元さんご夫婦に島暮らしの話を聞かせてもらって、
友達も楽しんでくれてよかったです。

残り1時間くらいになったら、今度はお昼ごはんまで
出てきて、友達と二人でごちそうになりました。

お祝いのときなどに作られる、押し寿司。
崎元さんの押し寿司は見た目もとっても美しくて
味付けも本当に美味しいんです!!




そのほか、アオサと魚のすり身のお吸い物、
サトイモと人参の煮物、キュウリとツナの和え物、
人参の味噌漬け、大根の漬物など
どれも味付けがとっても美味しくて、幸せでした。

いつも個人的にもこちらのお宅からお米を買わせて
頂いているので今回も5kgを購入してお土産に持って帰りました。

そして、午後からは、前日に一緒にかんころもちを作った
お宅にお邪魔をして、裁縫体験をさせていただきました。

友達が来ている間はほどんどずっと雨なので
室内で過ごすことが多く、今回はお願いをして
教えていただけることになりました。



川久保さんはご自身が来ている洋服やいろんな小物も
ほとんど自分で作れるくらい、とっても手先が器用な方。
今回は、私たち二人にハーフパンツの作り方を教えてくれました。

久しぶりのミシン作業に、ドキドキしながら
なんとか1時間半ほどでハーフパンツができました。


なぜか、般若の絵柄のハープパンツ笑
無事に完成して嬉しかった!!達成感があるのはいいなぁと改めて感じた裁縫体験でした。



そして、夜は、我が家でお友達を呼んで
手巻き寿司パーティ!お友達の誕生日と送別会をかねて。

大島の崎元さんにもヒラスの刺身をいただいたので、手巻きの具材にちょうどよかったです♪
いただきもののイカと、数日前から寝かせているブリの刺身と、スーパーで買ったネギトロや甘えび。
他には卵焼きやコールスローサラダも作りました。



手巻き以外にもアジのかまぼこ、ナマコ酢、
レンコ鯛の塩焼き、ブリ大根、きびなごの南蛮漬けなども準備、豪華な夕食になりました!



手巻き以外にも刺身にヒラマサのお造りや、ミズイカ、
ブリのハラゴのところをお造りにしていただきました。上手にできてる!!



近くの洋菓子屋さんでお誕生日ケーキを買ってお祝いしたり、
とっても楽しい夜を過ごすことができてよかったです。
みんな、ありがとう~!!



楽しい時間はあっという間、
3泊4日、いろんな思い出を一緒に作れて素敵な時間を過ごしたことに感謝です。

明日のお見送りがさみしくなるよ~
最後まで楽しもうね♪




  


2019年02月07日

素敵な大根足!?

昨日の朝、地区の回覧板を届けにいったら、届けたお宅のお母さんが、
自家菜園の畑から大根を抜いておすそわけしてくれました。

大根を全部で3本抜いてくれたのですが、
そのうちの1本が女性が足を組んでるみたいなセクシーな大根でびっくり!笑



ずんぐりむっくりの大根と長いのとねじれたもの3種類もいただいちゃいました。
ありがたいです。

さっそく夜に大根とイカの煮つけを作りました。

昨日の夜は友人夫婦に誘われてご近所のお母さんのお宅に
夕食に行くということで一緒におよばれしました。

普段は一人で住んでいらっしゃる90歳のお母さん。
まだまだ元気で家の前の畑で野菜を作り、その野菜で夕食を作ってくれました。

美味しそうな煮しめとすし飯。



野菜も素敵に面取りをされていたり、卵も包丁で綺麗に飾り切りして
いました。

タケノコは去年の春にとったのを湯がいて冷凍、サトイモも湯がいて冷凍したものを
使っていました。
冷凍したまま、だしの中に入れて煮込むと味がしみこみやすいとのこと。

大根も人参もどれも味が染みていて柔らかく煮込まれていて
とってもおいしかったです。



他にも、写真は撮っていませんが
自家菜園の野菜たっぷり鍋と手作りのかぶのおつけものまで。


自分の畑で採れた野菜で当たり前に作るおいしい料理。
地産地消の暮らしが根付いている田舎のお母さんたちの生き方。
素敵です。

味付けも素材の味を生かした優しくてシンプルな味付けで
とってもおいしかったです。

自分のことは何でも自分でやる。作る。
その前向きな気持ちと栄養いっぱいの料理を
バランスよく食べることが元気の源!

90歳まであと50年以上かぁ・・・
自分はこれからどんな生き方をしていくんだろう?

食べ物には困らないくらいの生活ができて、
前向きに楽しい人生を過ごしていけたらそれで充分かなって
思うようになった今日この頃。


島民の暮らしを肌で実感できる機会が多くて楽しいし刺激になります。
これからもいろんな方々と出会う中で自分らしい暮らし、生き方を
していきたいな。


  


2018年12月01日

大島の冬仕事のお手伝いへ!

昨日はお休みだったので、小値賀本島から町営船で10分のところにある
「大島」の知り合いの民家さんの家に遊びに行ってきました。

といっても、ちゃんと島暮らしには欠かせない、冬仕事のお手伝いに!!

まずは、アジのみりん干し作り。



事前に島のお母さんが自分で釣ったアジを
開いて調味液につけた後、冷蔵庫で水けをきった状態のものに
自家製のごまをふります。



ちゃんとお母さんが昨年育てて大事に使っている
自家製ごまです。これをまんべんなくふりかけて網で乾かします。
このごまがかかっているだけで、みりん干しが何倍もおいしくなる!
しかも、そのごまも貴重な手作りのごまで、香ばしさが市販のごまとは
比べ物にならないくらいなんです。



おいしそうなみりん干しの準備ができたところで、干す作業に。

冬は冷たい風が吹く日が多いので、
干しものにはぴったりの時期。
大島だけでなく、おぢか本島のあちらこちらでも
アジのみりん干しや塩干しなど網で干してあります。



島のお母さんにどうしてそんなにたくさん作るのか聞いてみると、
年末に子供や親せきに、かんころもちや野菜と一緒に送るための
お土産にするのだそう。
できるだけ手作りのものを贈りたいとのことです。

お金をかけなくても手間と時間をかけたら
美味しい手土産ができる。
島の贈り物文化は本当にすごい。

宅急便屋さんもきっと島の贈り物文化の恩恵で成り立っているんじゃないかって
思えるくらい、年末は郵便局や宅急便屋さんが大忙し。
これぞ島暮らし。こういうところが魅力的なんですよね。
買えば済むものでも、自分で作る。それを楽しみにしている人たちのために。
喜んでもらえることが嬉しくて。その想いが素敵です。


みりん干しのお手伝いが終わった後は、
自家菜園の畑で大根を掘るお手伝い。
掘ってから切り干し大根を作るそうです。
今回は、干す作業までお手伝いすることになりました。


お母さんたちは夫婦二人暮らしでこの規模!立派な畑には
大根、白菜、ホウレンソウ、にんにく、玉ねぎなどが綺麗に植えられています。
自給自足の生活。




土から頭を出している大きい大根から抜くことに。
私も久しぶりの大根堀り、頑張りました~




りっぱな大根!見た目も美しい。おいしそう!



20本以上抜いて、葉を落とし、葉っぱで土を落とし
家に持って帰ります。畑でここまで作業をしておくと
あとが楽になります。



家に持って帰って、外の水道で
たわしを使って水で洗うとこんなに美しい大根が!



これを一本一本丁寧にピーラーで向いていきます。



その後は、適当な大きさにカットして
切り目を入れてからスライサーで薄く切ります。



ここからは私の出番!お母さんがお昼の準備をしている間、
25本近くの大根をひたすら薄く切りました。



意外と地味に疲れた薄切り、たくさんできました!
お母さんも助かったと喜んでくれて嬉しかったです。

そしてお楽しみの休憩タイム、お昼ごはん。
私が差し入れした、ヤイトガツオの刺身。
お母さんがあぶってくれました。おいしかった~!

今までは、皮をすいて刺身にしていたけど
皮付きの炙りはおいしい!今度やってみよう。勉強になりました。



そして、こちらは釜揚げしらすとにんじんとまいたけの炊き込みご飯、
これ、絶品でした!!
作り方を教えてもらったので今度作ってみます。
ポイントは、すりおろした人参を入れること!あとはだし、塩、薄口しょうゆ、少しの砂糖で味付け。
全て目分量です。



ナスのかば焼き風もめっちゃおいしかったです。
これは白いごはんが何杯でもいけちゃうやつです。
レシピ教えてもらいました~!!これも作ってみよう!



美味しいものを食べるときって本当に幸せ。
自然に笑顔が出てくる。

料理のことで知らないことを知るのも楽しい。
素材を生かした料理の幅をいろいろと広げていきたいな。


お昼ごはんの後に、いよいよ大根を干していきます。



大量の大根を網の上にできるだけ重ならないように並べます。



この干す場所、台も自分たちの手作りとのこと。



このような干し台も島のあちらこちらにあります。
必要なものは自分で作る。これが島暮らし。

冬の冷たい風にあたり、おいしい切り干し大根ができますように・・・


夕方の船で帰る前、魚釣りに連れて行ってくれました。
サビキでアジ釣りをしたかったのですが
結局、昨日はアジは一匹も釣れず・・・

その代わりに、クロ2匹とバリ1匹ゲット!



バリはやせていたので食べませんでしたが、
クロはお母さんが家の前で捌いてくれました。
見事な魚裁きでかっこよかった~



魚をさばいていると、近くの野良猫が集まってきます。
島には野良猫もたくさんいるんですよね。島には多い猫。



捌いて捨ててしまう内臓などを狙って待っていました。
食べるために猫も必死です。


大島から帰るときに、もう一軒の知り合いの民家さんの家に行くと、
ヒラスとカツオの刺身、手作りのおかずもいただきました。
ありがたい!

いろいろいただいたので急遽
先日、自分で作った〆サバ、〆カマス、〆イワシとともに
友達を呼んで家飲み会をしました☆

今日の料理は全ていただいものです。0円飲み会!
おかずは、手作りの卵コロッケやかき揚げ、
なます、ほうれん草の白和え、ごま豆腐など。
料理上手なお母さんでどれもおいしかった!



自分で作った〆魚シリーズはほとんど炙りにしました。
ヤイトガツオとヒラスも刺身として皿に盛ると、超豪華!

いただきものの魚に手を加えれば家飲みでも十分楽しめます。



さらに、今回は大好きな握り寿司も作ってみました。
寿司のネタも寿司用に切って、飲み会後半で握り寿司作りにチャレンジ!



初めての握り寿司ということで、
まぁ、見た目はまだまだ不格好だったけど
味はなかなかおいしかった~!

寿司好きの友人たちなので、みんな大満足!



家飲みで、しかも寿司も自分で握って食べられる幸せ。
またお魚が手に入ったら、寿司飲み会したいな。


大島のお母さんたちのおかげで
久しぶりに充実した休日を過ごすことができました☆
感謝です。

こういう島暮らしを体験できる時間が
一番自分らしく生き生きと素の自分でいられるんですよね。

普段は忙しくて心の余裕がない時間ばかりを
過ごしているけれど、やっぱりそれだけではだめ。

忙しさを理由にやらないのではなく、
どうしたらその時間が取れるか考えて行動すれば
必ず時間は作れる。

自分がワクワクする時間をちゃんと
自分で作ることが大事だと感じました。

またこんな休日を過ごせるように計画していきます。

  


2017年12月17日

かんころもち作り2回目!

昨日も午前中がお休みだったので
大島にかんころもち作りのお手伝いに行ってきました。



今回は昨日とはまた別のお宅。山本さんご家族です。
こちらも民泊を始めた当初から受け入れてくれているお宅で
みなさんとっても穏やかでいつもにこにこ素敵なご家族。

遊びに行くたびに癒されています。


昨日、かんころもちのお手伝いをさせていただいていた
崎元さんのお母さんも今回、お手伝いにこられていました。


山本さん宅でもお父さんがセイロ蒸しの当番です。
昔ながらの雰囲気あるかまどで火をおこし
さつまいもともちを蒸していました。





お湯につけてふやかしたさつまいも。
これを餅と一緒にふかします。



ふかした芋&餅にゴマや生姜、大量の砂糖を入れて混ぜます。
みんなで協力しておこなうのがかんころもち作り。
これは一人ではできません。



機械に入れたら、棒で押さえていくと
次第にかんころもちが出てきます。

これをまとめて成形すればかんころもちができます。



家庭によって蒸し器やつぶす機械も違うようです。


今回は友達と一緒にお手伝いさせていただき、
協力しながらかんころもちの成形のお手伝いをしました。


午後から仕事だったのでお昼に帰りましたが、
山本さん宅のかんころもちも完成!!
たくさんできたそうです!!美しい!




お昼ごはんは、かんころもち作りのお手伝いに来ていた
小値賀の漁師のお父さんが釣ってきたヤイトの刺身や
山本さんの妹さんの手作りのおでん、山本さんの作ったなますや
ちゃんぽん、漬物など。

ヤイトの刺身。脂が乗っていて美味しい!!



昨日に続き、今日もおでんです(笑)
おでん大好きなので嬉しい~♪




ごちそうさまでした。

島のみなさんと一緒にかんころもち作りをして
笑って、食べて、ほっこりした気持ちになれる
素敵な時間を過ごせました。
とても充実した休日。

島暮らしの良さはこういうところだよなぁと実感。


山本さん、松永さん、崎元さん、ありがとうございました。
  


2017年12月16日

人生初めてのかんころもち作り。

今年も小値賀島にも
「かんころもち」の季節がやってきました!

小値賀島の冬の風物詩のひとつが
この時期に島のあちらこちらで行われている、
かんころもち作り。

かんころもちは、
昔ながらの島のおやつとして
子供から大人まで親しまれてきました。

私も島に来てから初めてかんころもちに出会いましたが、
もともと、さつまいも、餅、ごま、生姜が好きだったこともあり、
自分の好きなものが全て入っている、この小値賀島のかんころもちが、
大好きな冬のおやつになりました。



島に移住して3年目の今年。
初めてかんころもち作りのお手伝いの機会をいただきました。嬉しい!!


今まで、かんころもちを食べたこともあったし、
写真などで作り方を見たことはあったけれど
実際に作る現場を見たことがなかったので、
自分も作ってみたいと思っていたところ、
民泊でお世話になっている大島の崎元さんの
お手伝いをさせていただけることになりました。



早朝、町営船で大島についてお宅に向かうと、
すでにお母さん、お父さんたちがかんころもち作りをされていました。
さすが、朝は早いなぁ~

これが、かんころもちの原料となるかんころ。
写真は紅芋です。

この状態にするのにこちらのお宅では、
自分でさつまいもを育てて、採れたさつまいもをうすくスライスして
ゆでてから、天日干し。

それをまた水で戻してふやかしてから
お餅と一緒に蒸すんです。行程がたくさん。
これは手間も時間もかかる大変な作業です。



右の鍋で、かんころともちと一緒に蒸し、
左の機械に移動して混ぜ合わせつつ、つぶします。

この蒸かし方が重要でかんころもちの味の決め手になります。
こちらのお宅ではお父さんがセイロ担当をされていました。



つぶすとこんな感じになります。
紅芋はとても綺麗な紫色♪



これを決まった量に図って
熟練の技で成形。



これが大事。でも難しい~
私もお母さんたちに教えてもらいながら成形のお手伝いしました。



途中で小倉あんを入れた「あんころもち」も作りました。



これがまた美味しいんですよね!!
もちろん、小倉あんも手作り。

さらに、作りながら試食できるなんて、幸せ!
作りたてが一番おいしい!(^^)!




かんころもち、こんなにたくさんできました。
家族や親戚、お世話になっている方や注文が入った方
23か所に発送するそうです!!すごい。


一段落したら、お昼ごはんです。
島のお母さんの手料理の数々。昼から豪華!!



お父さんが釣ったヤイトという魚の刺身や、おでん、カツオの生節入りのナマス、豚汁、混ぜご飯、大根の酢漬け、野菜のかき揚げなど。


もちろん、大島ではかまぼこも手作り。
エソという白身魚を使ったかまぼこ。

お母さんのおすすめは、卵焼き風かまぼこ。
全卵を使います。見た目もまさに卵焼き。
食べてみるとかまぼこの食感と卵の優しい味わいでおいしい!




島のお母さんたちはみんな料理上手です!!


お土産もこんなにたくさんもたせていただきました。
かんころもちのノーマルタイプと、紅芋の2種類、
そしてあんころもちまで。感謝!!




本当に、ありがとうございます。
さっそく実家に送ったり、お世話になっている方におすそわけさせていただきます!!

かんころもち作りという、島の人が昔から行っている文化と
こういう心温まる島の人たちのおもてなし、おすそわけの文化が
今でも残っている小値賀島、そして今回お邪魔させていただいた大島。

とても素敵な方々と出会えたことに感謝です。


実は今日も午前中の休みを使って
大島の別のお宅でかんころもち作りのお手伝いに行かせていただきました。


みなさんと一緒にかんころもちを作る時間は、
とても居心地もよく笑顔が溢れていて楽しかったです!

崎元さん、ありがとうございました(*^^*)

また機会があればかんころもち作りをしたいなと思っています‼


ちなみに、夜は友達と忘年会!!
みんな手料理やいただきものを各自持ち寄りしたら、
とっても豪華!!これに手作り餃子もありました。



みんなよく食べ、よく飲み、よく笑い、熱く語った飲み会でした。

朝から夜まで充実した一日でした☆

  


2017年11月14日

小値賀の風物詩!かんころ干し!

私の大好きな「かんころもち」の季節がやってきました!



小値賀島で採れるサツマイモを使った
島の手作りおやつの一つ。「かんころもち」が
冬の時期に島のあちらこちらで作られます。

「かんころもち」は
各家庭によって大きさはさまざまですが、だいたいこういう形をしています。



これを輪切りにして、トースターで焼いて食べると
とっても美味しいです!!

サツマイモともち米以外に、砂糖や生姜、ゴマが入っているのが
小値賀流!とのこと。ピリッと生姜風味のかんころもちが大好きです!


ちょうどこの11月上旬~中旬はかんころもちの材料になる
サツマイモ(=かんころ)をゆがいで天日干しをする時期なので、
道路の脇にサツマイモの薄切りが干してある光景がよく見られます。


色鮮やかなサツマイモたち。
もちろん、小値賀産!

昨年は思うように収穫できなかったという声を聞きましたが
今年はどうでしょうか。

島の日常が風情あふれる光景になります。




この天日干しが終わた後に、
もち米と一緒に蒸して、つぶして生姜や砂糖、ゴマを入れて
練って形を整えれば完成!

各家庭ごとに味が違うのも面白いんですよね。
それぞれ個性があって美味しいかんころもち☆

今年のかんころもち、楽しみです。
昨年は予定があわずにお手伝いにいけませんでしたが
今年はお世話になっている民家さんのお宅での
かんころもち作りのお手伝いに行きたいと思っています。


無事に休みがとれますように・・・
  


Posted by みのりん at 18:20Comments(0)おぢか島民の暮らし

2017年06月18日

にぎやかな島の週末!!

この土日は、おぢか島がとても賑やかでした。

というのも、年に1度の「JAながさきの大展示会」という
イベントがあったからです。




長崎和牛の販売コーナーがあったり、
奉仕特価品があったり、
餅まきや金魚すくい、ビンゴゲームなどイベント盛りだくさん。

子どもも大人もたくさん集まってとても賑やかな週末でした。
私は仕事だったので、雰囲気を見にだけちらっと顔を出しましたが、
みんな笑顔でいい感じのイベントでした。


人が集まるのは活気があっていいですね~♪

さらに、この土日で、小値賀出身の70歳の方々の
同窓会があったようで、島外からもたくさんの方々が
泊まりがけで来られていました。


今回の参加者は88名ほどだったとのことですが、
みなさん70歳に見えないくらい、とてもお元気な様子。

ただ、200名以上いたという同級生も小値賀にこられるのが
半分以下ということで、さみしくなったなぁという方もいらっしゃいました。

でも小値賀に住んでいる70歳の方々も現役でバリバリ
働いている人も多いですし、まだまだお元気でなによりです。

今日は博多行きのフェリー太古のお見送りをされていました。




紙テープもたくさんで、賑やかなお見送りをしながら
旧友との別れを惜しんでいました。
また小値賀に帰ってきてくださいね~


ちなみに、昨日の夜ごはん。




この間作って冷凍しておいた「野菜ピザ」と
お隣さんからいただいた魚のフライ、
小値賀の新じゃがのフライドポテトを揚げたり、
キャベツと新玉ねぎのアンチョビ炒めを作って乾杯。

いやぁ~、今回もビールが進みました(笑)


オーブンを新しくしてから
パンやお菓子、ピザ作りが大活躍!!

ピザも初めて小値賀に来てから焼きましたが、
ホームベーカリ‐を使って生地を作れば意外と
簡単に出来ることがわかったので今度また
作ってみたいと思います。


小値賀の食材を使った「島ピザ」!!
楽しみだ!(^^)!


  


2017年05月13日

年に1度の一大イベント「磯の日」

今年もやってきました「磯の日」。

小値賀島では毎年5月~6月の大潮のタイミングに
3日間×3回は、ウニ採りの解禁日があり、
島の人たちがこの日を楽しみにしているそうです。

漁業関係者はもちろん、島民でも「行使料を」
漁協に収めれば誰でもウニ採りに参加できます。
※1潮目の3日目から。

今年は5/10~11と5/26~28、6/9~11の3回。

今回は漁師さんが磯に行ってきたということで
ウニ割りと、ウニを取り出して選別するお手伝いをさせていただきました。

写真には映っていませんが実際はこの3倍以上の量のウニでした!!



ウニ以外にも、貴重な貝、トコブシも少しだけ見つかりました!



約3時間、3人で1.5キロ弱ほど!
これでも昔よりもだいぶ減ったそうですが
昨年、私が初めて磯に行った場所に比べても
ウニも大きく、中身も詰まっているものも多い気がしました。

漁師さんご家族は、慣れた手つきでウニを並べて
おへその部分を上にしてウニを割りやすい体制を整えます。




そのあと、2本の棒で手早く割った後、
お手製のウニ取り出し用のスプーンで
ウニの中身を繰り出し、選別。


私も昨年少し、ウニ割と選別をやらせてもらい、
今年は2回目。

どちらもなかなかコツが必要だけれど
何十個も割ったり、中身を繰り出していけば
はまる!!

無心になって作業に集中、没頭してました。
この作業は意外と好きかも。

途中、中身を繰り出しながら、生ウニを試食させて
いただきましたが、やっぱり採れたては美味しい!!
塩の加減もちょうどよくて甘みも引き立ってます。



爪の間にウニの紫色の汁が入って
色も匂いもなかなか取れないのも思い出に(苦笑)


ウニの中身をとり出したら、また塩水で綺麗にあらって
不純物を割り箸で一つ一つ取り除きます。



完成系がこちら!
綺麗な色をした生ウニ。これを瓶詰めしたり、
塩ウニにしたりするそうです。




この繰り返しを、磯の日ごとに行っているなんて
みなさんすごい!!

海の中に入るだけでも体力を奪われるのに
採った後にウニ割をして、中身を取り出して
選別して、それを塩ウニにしたりする作業の手間を考えると
たしかに、ウニが高いのもわかる!

むしろ、これだけの手間をかけたら
もっと高くても良いくらいの価値があると
改めて感じました。


磯の後には、小値賀のお土産屋さんにも
塩ウニが販売されると思いますが
これだけの手間暇をかけていると思ったら
決して高くはないので、ぜひ小値賀のウニが食べたくなった人は
ぜひ、小値賀のお土産屋さんでゲットしてみてくださいね。


ちなみに、漁師さんたちは
ウニだけでなく、ところてんの材料の天草や
亀の手も採っていて、夜ごはんに亀の手を
塩ゆでして食べさせてくれました!




「亀の手」は小値賀の飲食店やスーパーにもなかなか出回っていないレアもの。
たしかに見た目も「亀の手」のようなゴツゴツ感。

これを最初に食べようと思って食べた人はすごいな~と
改めて思いました。ウニもそうだけど・・・

亀の手のお味は、見た目から想像はできませんが、
表面をぷちっとやぶって中を繰り出すと
白っぽい貝が顔をだし、ぷりっとした食感でほどよい塩気とマッチして美味しいです!!
中身の貝を繰り出して、かき揚げにしても美味しいそうですよ~


その他、漁師仲間からもらったイサキを調理してくれて
イサキの煮つけやイサキの刺身、自家製にんにくの芽の肉炒め
なども食べさせてくれました。




美味しかったです!
ごちそうさまでした☆

島ならではの催し物はやっぱりいいなぁ。
まさに、島暮らしを感じられる瞬間。


島民。特に漁師さんとつながると、海と共に生きて、海の恵みをいただき、海に感謝する。
この繰り返しを当たり前にしている、漁師さんたちの島での暮らしぶりから、いろんなことを気づかせてもらえる機会が増える。
貴重な経験をさせていただいています。

また休みのタイミングがあえばお手伝いに行きますね~!!  


2017年01月12日

島ならではの一枚@おぢか島の朝

今朝、出勤するときに、前の軽トラを見たら、
まさかの光景が(笑)

軽トラの荷台に乗っている箱の中から
魚の尾びれがちょこんと、2本出てる!!??



しかも結構大きいし。


ブリかヒラスか??
それにしても、そのまま乗せるとはワイルドすぎる!!


これが島暮らしの当たり前の光景なのか(笑)
おっちゃん、素敵です。


今日イチの写真が撮れて満足♪


そのまま軽トラの後ろをついていくと、
小値賀漁協へ。


いくらで売れるんだろ??
と気になりながら、いつもより早めに仕事に来ました。


小値賀では、釣った魚を漁協が買い取ってくれるそうで、
漁師さんじゃなくても持っていけば、ものによっては
高値で取引されることもあるそうですよ~。


私はめっきり食べる専門ですが(笑)
でも今年はもっと釣りもしたいな~と思いながら、今日も美味しいお刺身をいただいて、大満足の私でした。

  


Posted by みのりん at 22:52Comments(0)おぢか島民の暮らし

2016年12月05日

島と牛とお母さんと。こんな日常の風景がいい。

今日は仕事で小値賀の唐見崎という地区に行くときに、こんな風景に出会えました。




牛飼いのお母さんが、放牧していた牛を、自宅近くの牛舎に戻すために道路を歩いている光景。

小値賀では、牛農家さんも多く、夕方になるとこんな風景をよく見ることが出来るんです。

対向車のトラックも焦らずゆっくり、牛さんが通るのを待っている。島ではあたり前の光景。
のんびり、待つ。これが島のよさ。

私も後ろからゆっくり走ります。

少し道を外れようとすると、すかさずお母さんが持っていたムチ?のようなもので、牛のおしりをペンペン。

叩かれると、これはダメなんだと、よく言うことをきく賢い牛さんたち。えらいなぁ。
きっとお母さんが普段から大事に育てているから、愛情を感じてるんだろうなぁ。





お母さんと牛さんの後ろ姿がなんとも哀愁漂う、夕方の光景。
癒されました。。。

仕事は忙しくてせかせかすることも多いけど、
島暮らしは、ほんと時間がゆっくりで贅沢だなぁって感じます。


おぢか島。いい島。です。  


Posted by みのりん at 19:21Comments(0)おぢか島民の暮らし